ズッコケ大作戦

以前にもご紹介した、僕が小学生の頃に読んでいた児童書「ズッコケ三人組」シリーズ。

「ズッコケ秘大作戦」を読んでいて驚きました。

転校してきた謎の女の子(小6)が、夜の繁華街で花を売っている姿を学級委員(男子)が目撃しました。

学級委員の母はバーで働いていて、学級委員はそれをイヤだと思っています。

学級委員からの報告を受けた主人公が
「委員さんよ、6年1組はアルバイトしちゃあいけないっっていうのか」
とかばいます。

でも委員の気持ちは、
「違う、自分は恥ずかしかった。よふけの町を花を売ってかせいでいる少女と、母を働かせて塾に通っている自分」
というもの。

別のシーンでは、女子生徒が
「貧乏なのは別にいいのよ。うちだって貧乏なんだから」
という発言。

それでいて、全体的に明るく前向きな雰囲気が伝わってきます。


他にも、考えさせられる時代背景(昭和40〜50年代)が多数登場します。


現代の人々が読むべきだ、と真剣に思いました。。。