棟梁

家の改築に向けた打ち合わせのため、80歳くらいの棟梁と設計士がやってきました。

棟梁は愛用の軽トラックを家の横につけて降りようとしましたが、寄せすぎて扉が開きません。

大丈夫?
と、心配になるところですが、図面を前にすると別人のよう。

現在の家も40年ほど前に建てていただいていますが、設計士さんによると、図面と実物の寸法が異なるとのこと。

これは、間違っているのではなく、柱の中心から測るかどうかの違いだそうで、昔の大工さんはそういうものだったんだとか。
これを「伸び」というそうで、どこを伸ばしてあるのかはどうかは測ってみないとわからない。

それにしても、それでいてゆがみの起きないキッチリした家を建てるのだから、大工さんの頭の中ってどうなっているのか非常に興味があります。

家は、まずは間取りがほぼ決まり、これから詳細な設計に入るようです。