野口健さん講演会
アルピニスト野口健さんの講演を聴いてきました。
(昔、ダバダー♪のCMに出ていた、違いのわかるオトコです)
話し好きなようで、90分以上をノンストップで楽しく興味深いお話でした。
主催者からの依頼テーマは
「絆」や「夢」の大切さだったのですが、話したいことを話していった感じでしたが(笑)
年齢が僕より2、3歳上ということで、ほぼ同年代。
「生きる」ということと、彼の活動の意義を伝えることが今日の話のテーマであったようにも思えます。
心に残る話がたくさんありましたが、その中から、野口健さんがお父様から言われた言葉を二つご紹介。
野口さんのお父様は元外交官(大使)で、東大卒だそうです。
高校生の頃、勉強ができなかった野口さんが問題行動により停学処分を受け、学校を辞めると言い出したとき、
「自分はちょこっと勉強しただけで東大に入れ、外交官試験も受かってしまった。勉強で苦労したことがない。だから勉強ができない人の気持ち・理由がわからない。これからは学歴社会は終わるのだし、好きにしなさい」
この「苦労したことがないから、わからない」と言い切るのってスゴイな、と感じました。
(うーむ、伝わるでしょうか???)
もう一つ。
「外交官(大使)という肩書は自分のものではない。定年になれば何もなくなってしまう。『野口健』という自分だけの肩書が持てるような大人になりなさい」
これは伝わりやすい???
これらが今日一番心に残った話なわけではありませんが、記録も兼ねてここに記載しておきます。