卓球といえば

昨日、卓球のことを書いていて思い出した話。

僕は中学校から卓球を始めました。

中学3年で部活を引退後も、高校も卓球を続けるつもりで卓球教室に週1回通っていました。
(クラブというものではなく、市が主催する卓球教室です)

そこに、地元卓球クラブに通う小学生6年生のH君も練習に来ていました。

クラブと教室の共通のコーチの指示により、僕はその子と試合をすることになりました。

えー、小学生と?と思いましたが、試合をしてみると、さすがクラブの強化選手だけあって強い強い!

でも僕は負けず嫌いなので、意地になって勝ちにいきました。

H君は背が小さかったので、高いボールばかり上げてスマッシュを打たせ
体力を削ってミスを誘う作戦・・・大人げないといえば大人げないですが、当時は僕も中3なので子どもです。
(試合しろって言ったのはコーチだし)

勝ちました!


何が「!」って、H君はその後、全国大会でベスト8まで進んだんです。



・・・・時は流れて僕は高校を卒業・・・・

卒業間際に顧問の先生に呼ばれました。
何と、H君が僕の高校に入学するという。
僕の高校は進学校で、卓球の強豪校ではありません。
なんでも、H君は家族で話しあい、「卓球で食べていくのは難しいから」と、進学校を選んだんだとか。

・・・・僕は大学に進学、卓球部に入り、卓球から合唱に転向・・・・

まだ卓球をしていた頃、高校の顧問から、高校にも練習に来て教えてあげて、と言われ顔を出すと、H君が練習していました。
そこには小学生の頃からコンビを組んでいたK君の姿も・・・なぜこんな人たちがこの高校に?・・・漫画の世界(例えばスラムダンク)のようでした。
そしてそのレベルもすごかった・・・傍で見てるだけなのにフェイントにひっかかっちゃったもん。
すごすぎたので、「ちょっと打とうか」などとも言えず見守りました(笑)

・・・・それから3年・・・・
僕が大学4年の時に、H君は同じ大学に入学してきました。
(しかも学部も一緒)
大学で顔を合わせると、
「近藤先輩!お久しぶりです!もう卓球やってないんですか?」

えーえー、レベルがすごすぎたので部活ではやっていません。


その直後、H君は僕が全く歯が立たなかった体育会卓球部で全員を打ち負かし、入学直後にしてエースになった・・・と風のウワサで聞きました。
僕は入学直後の総当たり戦で全敗したんですけどね。。。


でもね、H君と僕の生涯対戦成績は1勝0敗で僕がリードしているんですよ!・・・!!・・・!!!