世界卓球

昨日の世界卓球、松平健太選手の試合には大興奮でした。

相手は世界ランク1位。
惜しくも敗れましたが、とてもいい試合でした。
一時はリードしたし。

松平選手はジュニア時代に世界チャンピオンとなった人で、これくらいの活躍は期待されていたところですが、高校卒業以来(現在22歳)、長いブランクだったことを思うと感動が増しました。


でも、負けは負け。

僕は大学入学すぐまで卓球をやっていた程度ですが、現在の王国・中国との差で感じるのは・・・(なにを偉そうに)


女子(福原愛ちゃんを始めやたらとテレビで取り上げられる)は、まだまだ技術の差があるように思います。
最初のゲームは互角で始まっても、引き出しの数の差で負けてしまう。


男子は、一部の選手については中国にも対抗できるようになってきています。
でも、昨日の試合に見るように、メンタルコントロール力に差を感じます。
昨日の試合の場合、松平選手がリードしているとき、明らかに中国選手の表情は暗かったのですが、追いつきつつある時点(逆転する前)にその表情が逆転していました。

卓球は、プレー中はコーチも声をかける(指示する)ことができないため、技術、精神状態ともに自分で何とかしていくしかないスポーツです。

卓球の雑誌で、金メダリストのインタビューなどを読んでいると、ターニングポイントになる一球に人生をかけていた、という話がよく出てきます。

昨日の松平選手のコメント「あと一本がとれなかった」。
数本あるうちの「あと一本」

記事に出てくる中国選手は「あの一本」
実際、その一点で試合が終わるわけでもないその一点にかける気迫!

「あと」と「あの」・・・似ているけれどその差だろうか・・・。


昨日の試合に限って言えば、技術では勝っていたと思います。
ただし、それを言い続ける限り、日本は中国に勝てないのでしょう。


スポーツに学ぶことは多い。。。