7回忌

先日、僕の職場の大先輩の7回忌の日がありました。

Hさんは職場で脳梗塞で倒れて数日後に亡くなりました。

運ばれていくとき、まだ意識があったようで
「ごめんな、ごめんな」
と言っていたそうです。
(僕もその傍にいました)


Hさんとは、その前年までペアで仕事をし、仕事についていろいろと意見を交わしていました。
10歳年上のHさんに対して失礼ですが、「同志」と思っていました。
(こういう人は僕にはほとんどいないので)
Hさんが僕のことをどう評価していたかは知りませんけどね。


亡くなる前年、僕と同時に昇任試験に合格し、がっちりと堅い握手を交わし、翌年Hさんは仕事の総括担当に、僕はサブ(?)なりました。

Hさんが亡くなり、僕は総括を引き継ぎました。


以来、僕は二つのポジションについているわけですが、
「本当ならこの席にはHさんが座っていたのかもしれない」
という思いが常にあります。

どんな苦境になろうとも逃げ出さなかったHさんのように、僕は仕事に向かえているのかな・・・?


もう7回忌か・・・はずかしくない仕事をしよ・・・