目からウロコなピアノの本
本の紹介
「目からウロコのピアノ奏法」
馬場マサヨ著 ヤマハミュージックメディア
楽器やさんで偶然見かけた本なのですが、これはいい本です。
大人になってから(正確には小1の頃、半年ほど習っていましたが)ピアノを始めた僕。
技術的な課題を論理的に理解して上達を目指す・・・それが大人の強みです。
「芸術なので論理ではない」ということはなく、「楽器で音を出す」という行為そのものは単なる技術です。
なのですが、小さい頃から技術を身につけている人(先生)などに技術的なことをきくと、意外と「こんな感じ」といった説明が多かったりします。
僕が知りたいのは「なぜ腕はその位置がよいのか」「出てくる音にどのように影響があるのか」「腕の重さを使って弾くとはなんなのか」といったことなのですが。
スラーなんかがあって「なめらかに弾く」といったって、ピアノに中間の音はなく、階段状の音をいかにして「なめらかに」表現するのか。。。
イメージも大切ですが論理的な根拠が知りたい。。。と思うのは合唱の経験があるからかもしれません。
この本は、こうした疑問に答えてくれます。
手の骨の構造から始まり、西洋でうまれたピアノを弾くにあたって、日本人と西洋人の文化の違いに基づく体の使い方の違いなど、僕が知りたかったことがわかりやすく書かれていました。
当面の練習方針が定まりました。
モチベーションアップ!!!