国政のこと

珍しく国政の話。

どうしてもわからないこと。


当初予算が成立して随分になりますが、赤字国債発行法は放置されたまま。

成立しなければ、いついつまででお金が尽きる、なんて言いますが、そもそも当初予算と赤字国債発行法が同時に成立していないことが理解できません。


歳入は見積もり、歳出は歳出、という考え方なのでしょうが、屁理屈でしかありません。


支払いの問題がせまっているため、地方自治体への補助金交付金の支払いをおくらせる動きがあるようですが、行政機関内だけの問題ではないと思うんですよね。

国が歳出を決めるには、支払時点ではなく、最初の契約時点で支払いの保障がされていなければならず、じゃあ実際にそういう工事がストップしているのかといえばそんなことはないと思います。
あくまで僕の推測ですが。

歳出は歳出、という屁理屈ならば、期限がきた支払はきっちりとなされなければならず、でも実際は赤字国債がなければ資金ショートするわけで(一時的な借り入れでしのぐことはできますが)・・・この状態ってやっぱり異常じゃないでしょうか?


結局、予算の一部である赤字国債発行法案が政治の道具に使われているわけです。

しかも実質的に国会終わってしまったし・・・これが一番ひどいと思います。


これでよく国として成り立っているものだ、と、案外世の中はいい加減なものだと感じます。