命の流れ
日曜日の真面目な話。
生き物を飼っています。
ご存知、メダカちゃん。
僕、もともと生き物を飼うのが苦手で。。。
死んじゃうから。
自然ではない、狭いところで飼われるのがかわいそうに感じていたから。
メダカを飼い始めて2年ほど。
たくさん死んでいきました。
メダカの寿命は1〜2年程度。当然死んでいきます。
始めの頃は1匹死ぬごとに右往左往していましたが、今では慣れています。
単に、「死」ということに無神経になったわけではなく、それ以上に新しい命が生まれている、ということが、死の受け止め方を変えているようです。
狭いところに飼われていることについては、僕なりに精一杯いい環境を提供するようにしています。
親の数を上回る子孫が残っていること。。。つまり、自然界ではあり難いことだと思います。
神様になったつもりは毛頭ありませんが、自然では成立しなかった命が、ここでは生まれている、と考えればメダカも満足してくれるでしょうか?
(ま、これは人間の独りよがりかもしれませんが)
人間よりもはるかに短い命を複数年に渡って観察していると、「命」というものを考えるようになります。
当たりまえのことですが、結局すべての命は尽きていきます。
しかし、命は子孫へとつながっていきます。
ほとんどのメダカは区別がつきません。
成体となったとき、それが親なのか、子なのかも。
(正直、多少わかるようになってきていますが(笑))
命はそれぞれ個でありながら、命の流れとしてつながっていく(そこに「個」はなくなる)・・・と、「考える」というより「感じる」とき、「人生(人が生きる)」ことの意味の根本についても感じ、考えさせられます。
お盆です。