自分の時間

日曜日のちょっと「真面目な話」。


先日、仕事をしていたら、スタッフに
「前向きですね。自分はそんな風になれないな」
と、言われました。


誰もが嫌がるような仕事をしていた時のことではありましたが、「前向き」と言われるようなことはしていないつもりの僕はびっくり。

理由をきくと、僕が「なるほど、わかってきた。楽しくなってきた」とかつぶやいていたから、だそう。


僕は「前向き」と、しばしば言われます。
後ろ向きではないと思うので、否定はしませんが、仕事に関していえば、元々「これがしたい」というものがあったわけでもなく、総合的に今の仕事を選んだだけ。

長男として、仕事選びには(自分で決めた)条件があったので。


かといって、仕事に行けばやっぱり仕事に真剣なわけで・・・。


他人が仕事とどうかかわっているのかはそれぞれかと思いますが、「前向き」と言われる僕が仕事をどうとらえているのか、についてふれてみます。


僕は、仕事は・・・特段好きなわけではありませんが、嫌いでもありません。

仕事での、いわゆる「出世」そのものにそれほど興味があるわけでもありません。
ポストは適材適所で、ふさわしい人がハマるべきだと思うから、無理して目指すものではないし、無理をすると自分も周囲も苦しくなると考えていますから。
といって、ポストが人を育てるということも理解していますけど。


仕事をすることを通じて学ぶこと、考えること、感じることに価値を感じています。
(新しいことを学んでいくには、ポストが必要になっていきますが)


僕が興味を持っているのは、仕事ではなく人生、人が生きるということ。

人は平等に与えられた時間を自由に配分します。

日々の生活のうち、仕事にかける時間は圧倒的に長いので、そういう時間を無駄にしたくない、ということと、仕事から得られるものの大きさが「前向き」と言われるものにつながっているのかもしれません。