傾いてます

今朝の電車は、ダイヤが乱れたこともあって、混んでいました。


乗って早々の足場取り合戦に敗北。
でっかいかばんを足元においている人の側だったという不運。
(かかとに当たるようにかばんがあった)


でも、自分の手さげかばんを足の前(すねに当たる位置)に持っていた僕も悪かった、といえば悪かった。

人間、前に傾く動きには結構強いものです。
足の構造上、踏ん張りがききますから。


反対に後ろには弱い・・・。


僕のかばんを前の人が悪気なく押す

かばんが僕の足を押す

後ろ向きにGがかかる

後ろに一歩(いや、半歩でも数センチでもよかった)動きたくても、誰かのでっかいかばんが邪魔で動けない

ここでまさかの急カーブ

もーだめーっ!!!


傾いています。

傾くしかないのです。


僕は見知らぬ誰かに全てをゆだねたのでした。


僕が「将棋崩し」の駒だったとしたら、間違いなく「危険な駒」だったことでしょう・・・