こきゃーがったな!

朝の駅にて。

多くの人が行き交う中、一人のおっさんが僕の前を横切った。
一瞬!空気が変わる・・・
むおっ・・・くさっ!
「うおっ!こきやがったなっ!」と心の中で叫ぶ。
むろん、こんなことで声をあげたりはしません。大人だし・・・口を開けたら嫌な気体が入ってきちゃうし・・・。

こういうものは、流体力学上、歩く人の後についていくものらしい。
前を横切られて、バトンタッチとかしないだろうな・・・あらぬ疑惑をかけられるのも嫌だし。


で、思い出したことが。
子どもの頃、家族で買い物に行ったときのこと。母が食料品を買う間、建物内の待合場所みたいなところで、父と姉と待っていたときのこと。
父は(今でもそうですが)いつも難しい顔をしています。こわい顔っていうか、何か考えていそうな顔っていうか。実際は何も考えていないのですが。
で、母を待っていると・・・何か臭ってくるわけです。
すると、父はスーっとどこかに行っちゃって。
周囲の人は僕ら姉弟を、
「ちょっと何この子たち・・・いやねぇ」
みたいな目で見るんです。(と、子どもだてらに思っていた)

犯人は明らかに父。


臭いだけを置き去りにするとは。。。流体力学のことでも考えていたのだろうか。。。(んなわけない)