どうする!?お父さん

オンワードファミリーセールに行って来ました。
買い物はもちろん、おもしろい光景が見られる楽しいセールです。


セールは、ビルを何フロアも使って、フロアによって男女商品が分けられています。
大抵の場合、女性フロアは大混雑で賑やか、紳士物フロアは混雑というほどではなく、静かに物色する男性が多数です。


さて、僕は自分の買い物を済ませたら「その光景」に出会うため待機。
経験上、確率が高いのはネクタイ、次がシャツ。


ファミリーセールだけに、家族連れが多いこのセール。注目は紳士物フロアに現れるお年頃の娘と母のコンビ。場合によっては父もついています。

この方々の、この場所でのお目当てはもちろん父の服…なんですが。


大抵の場合、父は無難な選択、女性陣は派手めな商品へと手を伸ばすところから始まります。


娘&母「お父さんもいつも地味なのばっかりじゃなくてこういうの着てみたら」
(ほぼ例外なく、娘からも母からもこの男性は「お父さん」)

父「会社でそんな派手なのはなぁ」
娘&母「いいじゃん、これくらいは全然派手じゃないし、カッコいいよ」

などというやりとりの末、お父さんは突如決断を迫られます。
さあ、ここが「お父さん」の分かれ道!

さぁ、どうする!?お父さん…


僕の経験上は多少派手かな?と思うくらいのものでも、実際着てみたらちょうどよかったりするので、素直に受け入れれば…と言いたいところですが、ここに大きな落とし穴が!

この女性たちは(口には決して出しませんが)その話しぶりからすると、ほぼ全員がスタイリスト又はファッションコメンテーターなんです。あくまでも彼女たちの気持ちの上では、ですが。
お父さんのセンスを完全に見下しています。
しかし「自称」スタイリストたちの実力もまた未知数!
(端で見ていると、その幅はとてつもなく広い)


さあ、
どうする!?お父さん
どうなる!?お父さん

断ると「だからダメなんだ」とか言われるし。

でも、ファイナルアンサーを迫られるお父さんはまだ幸せ。
その場にいないお父さんは、欠席裁判…というより宝くじ?


世のお父さんって大変なんだなぁ…