あるべき論

仕事をしていてよく耳にする
「あるべき」を考えよう、ということ。

確かに大切だと思います。

とはいいつつ、近頃感じるのは、あるべき論って結構楽な議論にもなること。
さまざまな支障を無視して、現実離れした理想を語ることもできますから。


それは他人(特に上司・他職場)に向けられる場合に顕著になります。

「あの人、こうすべきだよね」
なんて、批判するのは簡単なこと。


自分がその立場になったと考えたとき、それは正しい「あるべき」なのか。。。

リセットボタンのない世の中で、さまざまなチカラがからみあう世の中で、実現できる「あるべき」か。

自分を責任ある立場に置いて、それでも「こうすべき」と言うには、考え抜かなければなりません。

「じゃあ、今すぐこの席をどうぞ」
と言われても対応できるほどに。。。