映画「風立ちぬ」

お盆時でございます。
ようやくとれたお盆でただ一日の休暇。

歩いて数分のお墓参りに行きました。
うちは父の代からなのでまだお墓はありませんが、敷地内に場所は確保されています。
いつかは自分もこういうところに入るんだな、と、当たり前のことを考えながら南無阿弥陀仏

せっかくの休暇なので、映画「風立ちぬ」を観てきました。

恥ずかしながら原作は全く知りません。
この時代の文学は、これまでの僕の趣向の対象外でしたから。


終戦の日の近くということもあってか、非常に心の落ち着かない、難しい映画でした。
意図的ではないつもりですが、僕は「戦争」というものを語ることをいつも避けているように思います。
ただ、「僕ら今生きている日本人のほぼ全てが、何らかの形で戦争に関わった人々の子孫であるんだよなぁ」というのが、映画後、最初に心に浮かんだこと。
我ながらわけがわかりませんが。。。

何度でも観たい「コクリコ坂から」とは逆に、次に見るのはいつのことになるのか・・・とてもすばらしい映画であるとは思いますが。。。


ところでこの映画、ジブリ映画ということで、イラストレーターの近藤勝也さんが参加しています。こんどうかつや・・僕と一緒。
さらに、僕が20代の頃、とても似ていると言われていた狂言師野村萬斎さんが声優として参加しています。

こんなこと(小さな縁)にムフフと喜んでしまう僕はとても子どもです(笑)