その裏では

仕事中、お手洗いに行きました。

僕がトイレの入り口前まで来ると、廊下を向こうから年配の男性4〜5人が歩いてきます。

そのうちの一人が
「こちらでございます。お時間もまだありますね」

と案内しているところを見ると、案内されている人達は結構偉い人なんだろうな、という雰囲気。
(外部の人達なので知らない人たちです)


さて、僕はトイレに・・・そして個室に。


廊下の声が聞こえます。

「ちょっとトイレに寄ってくわ」


案内者「はい」


男性3人が入ってきた気配。

偉そうな3人組による、用をたしながらの会話が始まります。


A「例の数字、今日『あの時ホントは知ってただろ?』って聞かれたらどうしよう・・・?」

B「大丈夫ですよ。今日は説明するだけなので質問の時間はありませんから」

C「そうです。そうです」

A「でもなー・・・今日はよくても次があるだろ?知ってたのは事実だしなー・・・」

B「まあ知らなかったとは言えませんが・・・大丈夫ですよ」



ん?偉そうなイメージと違う弱気な会話が続くな・・・踊る大捜査線スリーアミーゴスか?(笑)


がっかりすると同時に、みんないろいろ抱えているんだな、と安心させてくれる事件でした。