穏やかな日々

父のこと。

父は現在68歳。
勤めを辞めて3年になります。
穏やかになりました。

もともと父に信仰心というものはほとんどなく、一方で母は仏教の信仰篤い人なので、結婚した当初から母が読経をすると「気持ち悪い」と言っていたそうです。

農家の家に育った父には会社勤めというのも性に合っていなかったように思います(家族の視点)。


現在は畑や庭の手入れなどを日課としつつ、驚いたことに、時間をつくっては母とお寺に通って仏教の勉強などをしています。


親に続いて兄弟が亡くなるなどの影響もあるのでしょうが、結局、人は「生きる」=「死」ということを意識するようになる、ということでしょうか。


宗教を考えるようになったから、ということではなく、家族、特に夫婦が同じ方向を向いて生きていくということが、穏やかな日々・表情につながっているのかな、と感じる近頃です。


直接、そんな話はしませんけれど。