自分がいないと、なんて

日曜日恒例の真面目な話です。


引退後の部活や、異動前の職場の様子などを伝え聞いて、
「なに!?そんな風になってしまったのか!自分がいた頃はそんなんじゃなかったのに!自分がいないとダメだな」
なんて思ったこと、ありませんか?


今の僕はどうか、ということではなく、一般的な話として。

自分が所属した組織に対する目というのは厳しくなるのが常。
所属したときに頑張った人、貢献した(と自分で思っている)人、愛着のある人ほど、離れてからの評価は厳しくなるものです。

けれど、ちょっと待ってください。

自分もその組織に所属していて、自分が抜けてからダメになったということは・・・
自分はその組織に何も残して来なかった、
もっと言うと、自分が所属していたときは、過去からの恩恵を受けただけで、それを次につなぐことすらできなかった(人材育成、方法論など)、
ということでは?…と、最近気付きました。


人の能力は平等ではないので、「この人でなければ」とか「この人ならでは」といった仕事は必ずあります。しかし、それは入口の問題であって、組織からその人がいなくなっても、その精神を受け継いでいけるところまで確立して初めて「その人の成果」なのではないか、と思うのです。


伝わりますか?この話。
(イマイチ文章力が…)