H君のこと

今日は、3月まで一緒に仕事をしていたH君の、人生の節目のイベントに参加させていただきました。

H君とは2年間、職務上でいえば、僕が初めて預かった「部下」ということになります。

H君は僕の元に異動してきたときから、「本質を考える」という基礎がある程度できていたので、事務処理だけでなく、自分で考え、論理を組み立てることができる要素がありました。
また、僕は、他人に教えるときには「相手のレベルまで落として説明する」ということが有効だと考えていますが、H君は「レベルを落としてもらっている」ということを認識し、そこに感謝していたように感じます(それに気付かれている僕がどうかとは思いますが)。

レベルを落として教えるということは、多くの場合、教える側に相当のストレスになりますが、H君に対してはほとんど感じなかった、と記憶しています。

「あぁ、こういう人は伸びるんだなぁ」と、日ごと成長していくH君を見ているのが楽しい2年間でした。

何事も「当然」と思わず感謝、感謝ですね。

そしてなにより、「H君は上司おもいだなぁ」と感心したのは、「自称29歳」なんて言ってる上司の僕を気遣ってか、僕よりも老けていたこと(実年齢は僕より7歳くらい下)。できた人だ・・・(笑)



さて、ここからはH君個人に向けて。
(読者がいるので、こういう個人的なメッセージはあまり書きませんが今日だけは特別。時折、特定個人向けな想いをこっそり書いてはいますけどね!?)

H君、まずは、
「おめでとう!」
それから、
「二年間ありがとう。一緒に仕事ができてよかったです」
そして、
「今後はリーダーになるために自分を磨いていってください。決して楽な道へと流れないように!君には他者が敬遠する道を進む責任があります」
最後に、
「もう別々の職場なんだから、僕を気遣って、無理に老けていなくてもいいんだよ(笑)」
以上。