地下組織?

朝、二階から外を眺めたら、見慣れない紫の花が咲いていました。
一階の屋根の上なので結構な高さですが、庭のその位置に木はないし、茎の太さからすると朝顔のような草でもなさそう。

あれは一体何だろう?

外に出て見たら鉢植え…皇帝ダリア…竹のように一気に伸びるらしい。

確か去年まではなかったな…


近所を散歩してみると、あっちの家にもこっちの家にも同じ花が!

去年までは見かけなかったのになぜ一斉に!?
まるで秀吉の一夜城!

そういえば数年前にも同じようなことがありました。
そのときは、ある時期突然ラッパ草(朝鮮朝顔?)の白い花がこの地域の庭を賑わしたんです。
翌年以降、ラッパ草はほとんど見られません。


地域の園芸界に流行があるのでしょうか?
だとしたら、何がきっかけで流行るのでしょう?
広い地域にまたがる人間関係がわかったりして…まさかの地下組織?
地下で根がつながっている…なんて……鉢植えだけど。


ラッパ草といえば、流行(?)当時、名前がわからなくて、下向きに咲くその姿から勝手に「しょんぼり草」って呼んでいたら、それを愛情込めて育てていた伯母に「そんな名前じゃねえ。ラッパそ草っていうんだ」と一喝されました。
ラッパ草っていうのもいいかげんなネーミングだから「しょんぼり草」といい勝負だろうと思っていたのですが、通称とはいえ、まさか本当にラッパ草だったとは…