終戦日

発熱のその後から。
昨日は這うようにして休日救急に行き、薬をもらいました。
今朝は37度ちょいまで下がったのですが、薬は一日分しかないし、経験のない高熱だったので改めて病院へ。
(僕にとっては38度でも珍しい&基本的に病院には行かない)

レントゲンを撮りました。
医者「あなた体が薄っぺらいね」

気にしていることを!
そもそも骨格の問題は、発熱と関係ないのでは?

これでも中学、高校、大学(1ヵ月だけ)は体育会でしたよ。
大学時代は合唱やってたし、50メートルプールを潜水だってできるから肺活量だって小さくはないはず。

どーしたらいいんですか?治療できるならしておくれ!

えーえー、ついでに人間だって薄っぺらですよ!


と、取り乱しましたが本題へ戻ります。

会計で待っていると、テレビで終戦記念式典?の映像が。
すると、隣に座っていたおじいさんに話しかけられました。

「わしも戦争(中国)に行ったんだ。24、5歳の頃だった。運だけで帰って来れたんだ。運がいい、悪いの問題ではないけど、兵隊なんて犬ころみたいなもんで、あっちへ行け、こっちへ行けって行かされて、あっちならだめで、こっちなら無事でっていうことばっかりだった。ほんと、運としかいいようがない。ちょうどこのテレビ(式典)が見れてよかった・・・これを見て感謝の気持ちでいっぱいになる」

相槌くらいしかできませんでした。(やっぱり薄っぺらだ)

おじいさんは先に会計をすませると、なんと、遠くから僕に向かって
「ありがとうございました」
と頭を下げて去っていかれました。


なぜ僕に話しかけたのか(今日の僕はぐったりしていた)は想像することしかできませんが、今回、熱を出して苦しかったけれど、このめぐり合わせのための筋書きであったようにも思えました。