メガネ

僕は遠視(老眼と同じ症状)のため、小学校一年生の頃から眼鏡をかけていました。
遠視は生まれつきのもので、常時眼鏡をかけていれば治る(視力はつく)と言われていましたが、果たしてその通りで、大学入学後は眼鏡とはさよならです。

遠視のレンズって要は虫メガネ。度が強いものだと牛乳ビンのふたみたい(キテレツ大百科のベンゾウさんみたい)で、小学一年生にはちょっと重いし、視界の端の方は歪んで見えるしで、あまりいいものではありませんでした。

でも、最近は、レンズを薄くしたり、歪みをほとんどなくす技術があるみたいです。お値段は張りますが…

そんなお話。



あるご夫妻がそれぞれの眼鏡を買いに行きました。
奥さまは早々に決めたのですが、旦那さんはレンズで悩んでいる様子。
夫「どっちにしようかなぁ」
妻「何が違うの?」
夫「値段が違う。3万5千円と5万円」
妻「どっちがいいの?」
夫「そりゃぁ5万円の方」
妻「じゃぁ、それでいいじゃん。決まり決まり!」
そして注文。
店員「では、奥さまの方がフレーム、レンズ一体で9900円。ご主人さまの方がレンズ二枚で10万円になります。」
そう、レンズの値段は一枚5万円!
奥さまは内心かなり怯みながらも、後には退けず買われたそうです。
その隣で旦那さんは
「だから迷っていたんじゃん」
と、つぶやいていたそうな。