た『な』かさん?

僕が暮らす愛知県の隣には三重県があります。
愛知県は名古屋市があるところで、三重県伊勢神宮とか鈴鹿サーキットがあるところ。

ここの人々は、三重弁という、関西弁をやわらかくした(と愛知県では感じる)方言を話します。

ここから先『』をアクセントとして読んでください。

職場(愛知県)に田中さんという三重県在住の方がいて、この方、自分の名乗りを「た『な』か」と言います。
(愛知県は基本的に標準語なので強いアクセントはありません)

職場の人々(一部)は、彼のことを親しみを込めて「た『な』かさん」と呼んでいます。

ところがこのた『な』かさん、よくよく聴いていると、
(電話にて)
「もしもし、た『な』かですけど、田中さん(標準語)いらっしゃいますか?」
って話すんです。


???????

ウケ狙いか?!

???????


先日この話を、た『な』かさんと同郷の三重県民にしたところ、
「田中は田中で、た『な』か、なんて言わない」
とのこと。


??????????

やっぱりウケ狙い?!

??????????


深まる疑惑…(笑)

ということで、当のた『な』かさんに尋ねたところ、本人もあまり意識せず使い分けていたようです。

田中----------た『な』か
田中さん----たなかさん(標準語)

後ろに何か続くかどうかでアクセントが変わる…らしい。
だから名乗るときは、た『な』か。
(真偽のほどはわかりませんが)


あれ!?

じゃあ、僕らが彼のことを呼ぶ
た『な』かさん
は間違ってるじゃん!


ってこと? たなかさん?